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チャート 1980年代前半頃までは、「地球寒冷化」が学界の定説であった。1988年、NASA所属のJ.ハンセンのアメリカ議会での発言が「地球温暖化による猛暑説」と報道されたことを契機として、当時の『ニューズウィーク』誌等の雑誌やTV放送等のメディアを通して一般に広まった。「オゾン層の破壊(オゾンホール問題)」と同様、厳密には、「人為的な原因を除いては説明できないため、それを制限する」という考えに基づくさまざまな会議が開かれ、対策が練られている。
氷 雪 地球は温暖化しつつあり、人類の排出した温室効果ガスがそれに重要な役割を果たしているということは科学的なコンセンサス(合意)となっており、これに疑問を呈している科学者は少数派である。このコンセンサスはIPCC(気候変動に関する政府間パネル)で要約されており、2001年にまとめられた第3次報告では、最近50年間に観測された温暖化のほとんどは,人間活動に起因するものであり、残された不確実性を考慮しても、温暖化の大部分は温室効果ガス濃度の増加によるものであった可能性が高いと結論付けている この姿勢は最近G8構成国およびブラジル、中国、インドの科学者により構成される国際グループ「気候変動に対する世界的対応に関する各国学術会議の共同声明」でも支持された。
煙 世界の平均気温(年平均地表温度)は、上下1.5℃の範囲で、400-500年以上かけて温暖化または寒冷化といった形で上下している。15世紀からは比較的寒冷な期間(小氷期)が続いていたが、これは19世紀ごろまでで終わり、過去一世紀ほどの地球上の(陸地及び海域の)温度は0.6 ± 0.2℃(日本の気温は約1.0℃)上昇し、殊にここ20年ほどの上昇はますます顕著になってきている。大気中の二酸化炭素は1800年のおよそ280ppmから1958年には315ppm、2000年には367ppmと200年間で31%増加し、他の温室効果ガスも増加している。将来の二酸化炭素濃度は実際は、経済、社会、技術、自然開発などの不確かな状況に依存するが、このまま化石燃料の使用を続けると更に増加すると予想される。IPCCではその点を考慮して幅広い排出シナリオを予想しているが、それでも2100年には540から970ppmに達するとしている。
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